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「ちびまる子ちゃん」単行本の読み切りエッセイ漫画で
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何を書いても構いませんので@生活板129
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704 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:23/02/06(月) 17:13:02 ID:ap.tp.L1
大雪の日にふと思い出したこと。
「ちびまる子ちゃん」単行本の読み切りエッセイ漫画で「冬の思い出」について綴った漫画があった。
作者がテレビで大雪による運休や遅延のニュースを見ながら、
自身は炬燵や暖かいドリンクで暖まっている。
「漫画家で良かった」ことを痛感しつつ、自身の大雪や極寒にまつわる思い出を綴る。
淡々とした思い出話が描かれただけであるが、漫画家として売れて辛い通勤を
しなくて済む生活を送る作者の幸福感が伝わってきて好きな回だった。

そのエッセイ漫画を読んで30年程時間を得た今。
あの頃抱いた淡い憧れは、雪のように消えた。
嫌いになった訳でもないけど、「世の中そんなに甘くない」ことをヒンヤリ実感させられる。
作者は2018年に53歳で他界。
2000年後半には既に乳癌を患っていたとか。

あの時、作者が描いていた幸福感は何だったのだろうか。
当時既に多忙になりつつあった自身を鼓舞する為だったのか。
「嵐の前の静けさ」の「嵐」を知らない、束の間の和やかな時代だったのだろうか。
あるいは、雪で自宅待機となって手持ちぶさたとなった瞬間、作者もふと我に返ったのだろうか。


      



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